🏌️‍♂️ ゴルフのススメ|スコアじゃなく“笑い”と“癒し”を求めて

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最近、ちゃんと“笑って”いますか?

仕事が忙しい。人間関係がうまくいかない。なんとなく毎日に疲れている。
そんな感覚を抱えながら生きている人って、きっと少なくないと思うんです。

自分でも「最近、笑ってないな」とふと思ったのは、
電車の中で何気なくスマホをいじっていたときでした。
YouTubeのショート動画で見た「子どもが変な踊りをしている映像」で少し笑ったとき、
「ああ、こういう“何も考えずに笑う”って久しぶりだな」と思った。

そのタイミングで、学生時代の同級生から「今度ゴルフ行こうよ」と誘われたのは、
もしかしたら何かのタイミングだったのかもしれません。


成績より、ただ笑える時間が欲しかった

正直、ゴルフの腕はまったく自信がない。
最近は全然打ってなかったし、フォームも忘れてる。
でも、そんなことはどうでもよくなるのが「仲間とのゴルフ」のいいところです。

「今日もOB量産かな」「クラブ握るの久々すぎる」
そんな軽口から始まったプレーは、最初から最後まで笑いっぱなし。

ティーショットで空振りしてみんなにいじられたり、
バンカーから一発で出せずに爆笑されたり。

でも、誰も責めないし、誰も気にしない。
むしろ「それがいい」「そういうのが楽しい」っていう空気がずっと流れている。
この日ほど、「上手いかどうか」なんて本当にどうでもいいと思えた日はなかった。


ゴルフは“大人の逃げ場”かもしれない

ゴルフ場に着いて、芝の上を歩くだけでもう気持ちがいい。
都会の喧騒を離れて、自然の中に身を置くことで、呼吸が深くなる。
風の音、鳥のさえずり、青空。
たったそれだけのことが、想像以上に心をほぐしてくれた。

会話もいい意味で少ない。
黙ってカートに揺られながら、誰かが打つ姿を見て「ナイス!」と一言。
それだけでつながっていられる、無理のない関係性。

家族でも、職場でも、こんなに“力を抜ける時間”って、
実はそんなに多くないんですよね。


フェアウェイを歩くシカに出会って、ふと立ち止まる

後半に入った頃、ちょうど3番ホールのティーグラウンド付近で、
「ん?なんか動いてる?」と気づいた瞬間。
コースの真ん中を、1頭のシカがゆっくりと歩いていました。

誰も声を上げず、ただ見守るようにその姿を見つめていた。
まるで、自然が「この時間を大切にしてね」と言ってくれているような、
そんな穏やかな瞬間。

スマホで1枚だけ写真を撮ったけど、
あの空気、あの静けさ、あの“間”は、やっぱり写真には写らない。

ただ、あの瞬間の記憶は、
この1日を「忘れたくない思い出」にしてくれる象徴になった気がします。


みんな、何かしらを抱えて生きている

帰りのカフェで、少しだけ話をした。
同級生の1人は、「仕事でちょっと嫌なことがあってさ」なんてポツリ。
もう1人は、「最近、家のことでも疲れててね」と笑いながらつぶやく。

みんな、大なり小なり、悩みやストレスを抱えている。
でも、今日はそれを“口に出す必要もなかった”のがよかった。

ただ笑って、空振って、シカを見て、自然の中で深呼吸して。
それだけで、ちゃんと回復していた。


だから、スコアなんて関係ない。笑っていられたらそれでいい

帰り道。車の中でふと気づくと、何度も何度も笑ったシーンが頭に浮かんできた。
「あのバンカー、出せなかったなー」「ティーグラウンド、逆方向に打ってたよな」
…思い出すのは全部“ミス”ばかり。でもそれが全部“楽しい”記憶になっている。

スコア表は、もうどこかにいってしまった。
でも「今日、すげぇ笑ったな」という感覚だけは、ちゃんと心に残っていた。


ゴルフのススメ|スコアじゃなく、“癒し”を求めて

ゴルフが上手くなりたい人も、もちろんいると思う。
でも僕は、**「心が疲れたときに、ゴルフに助けられた」**ことを知ってる。

だから声を大にして言いたい。

スコアじゃなく、笑える時間を。
練習より、癒される感覚を。

ゴルフは、そんな“贅沢な逃げ場”にもなるんだってことを。

この記事が、誰かの背中をそっと押せたら嬉しい。

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